三越劇場四月公演 絹の手ざわり~縁。
あらすじ:大正3年、日本橋にある「丸源」は人気女優の松井須磨子や女流作家の与謝野晶子が贔屓にしている老舗呉服店であった。嫁いで3年になる若女将の多津子(かとうかず子)は昨年病院で子供が望めない身体であることを宣告されてから、大女将の凛(岡田茉莉子)からの風当たりが強く肩身の狭い思いをしていた。ある日、2代目当主六衛門の部屋に呼ばれた多津子は凛より夫の守がよその女との間に子供が出来たことを告げられる・・・。
tomoのお客様からのご招待で鑑賞@三越劇場。日本橋三越って、うちらは場違いな感じだわ~(しかしまぁせっかくだから、開演前にハロッズでティータイムもしてみたけどw) お芝居は正直、出演者も地味だし、話もなんか地味な昼メロみたい・・・とか思っていたんだけど、普通に面白かったわ。休憩時間入れて3時間強、ちっとも苦痛じゃなかった。しかし登場人物の年齢と、役者さんの実年齢が合わな過ぎて笑ったけど
大正時代の人たちの考え方と自分のギャップは大きかったなぁ。やっぱ「嫁して3年 子無きは・・・」って考えが当たり前だったのね。でもその反面、多津子が思いのほか「私、産めなくてすみません」な感じじゃなかったのにはちょっと違和感。夫が妾に産ませた子を引き取って自分の子として育てるという、姑のアイデアに反発しすぎててビックリした。え、私だったら、自分で産めないんだったらこりゃぁ渡りに船って思うけど?って思っちゃった。・・・私がサバけすぎ??
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