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2011年7月 4日 (月)

閉鎖病棟(帚木蓬生)

あらすじ:とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちは・・・。

上記あらすじを読んで、いきなり殺人事件が起こるのかと思ってたんだけど、さにあらず。ひたすら丁寧に丁寧に、患者たちの来し方、人となりが描かれ、問題の事件が起こるのは後半も後半。この小説のジャンルも、サスペンスなのかと思いきやさにあらず。良質の人間ドラマです。思いがけず、人の心の美しさや暖かさに触れた。山本周五郎賞受賞作だとは、後から気付いた。

閉鎖病棟

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