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2009年4月12日 (日)

そして粛清の扉を(黒武洋)

あらすじ:卒業式を翌日に控えた高校で、突如として発生した学校ジャック事件。武器を手に、生徒を人質にとったのは、普段は目立たない中年女性教諭だった。彼女の周到に練られた計画と驚くべき戦闘力は、対峙した警視庁捜査第1課の精鋭・特警班さえをも翻弄する。焦燥し混乱する警察、保護者を前に、一人また一人と犠牲者が・・・。

第一回ホラーサスペンス大賞受賞作品だそうです。冒頭の哀しい事件でまず世界に引き込まれた、ものの、学校ジャックが起こり始めた時は正直、あ~、ここからはただの血しぶき系話になっちゃうのかな~、、と思った。でも途中からすぐ、近藤先生に共感し応援してしまう自分に気付いた。もちろん近藤先生の取った行動は犯罪だけど・・・それ以上の罪があるんじゃないか。そしてそれが法で裁かれなければ、被害者はやっぱり近藤先生のような気持ちになるのではないか。。 読み終えてみたらとても考えさせられる話だった。ちなみにラストのどんでん返しは読んでのお楽しみなのでここでは深く触れないでおきましょう。読後感がいいとは決して言えないけれど、賛否両論あるかもしれないけれど、読んでみて損はない作品かと。

そして粛清の扉を

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コメント

FUHさん、こんにちは♪
お子様向けっぽい印象を持ったのですが奥が深そう。
この作家さんは全く知りませんでした。
読みたいけど怖そう。怖そうだけど読みたい(笑)
私も最近、犯罪者を応援してること多いです。
納得いかない世の中になってるってことでしょうか。

投稿: あばた | 2009年4月13日 (月) 17時35分

あばたさん、おはようございますhappy01
大まかなストーリーだけ見るとかなりイロモノ・キワモノっぽい感じかと思いますが、それだけではなかったですよ。読んでみて下さいねwink
犯罪って、罪って、何なんでしょうね・・・。目に見える、刑事罰として罰せられるものだけが罪ではないですよね。。

投稿: FUH | 2009年4月15日 (水) 09時52分

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