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2008年7月26日 (土)

「千里眼 堕天使のメモリー」(松岡圭祐)

あらすじ:渋谷の雑踏を切り裂く一台の異形の車・オロチ。その助手席に座っていたのは、死んだはずのあの女だった。完璧な美を手に入れた彼女の大胆不敵な計画に、岬美由紀は翻弄される。一方メフィスト・コンサルティングの仕掛ける人工地震が、震度7の衝撃となって都心を襲う・・・。

前々作(だったかな?)のラストで忽然と姿を消したあの女が帰って来た。。とは言うものの、彼女は前回ワクチンを返したところから察するに根っからの悪人ではないのだろうと思っていたのでconfident 美由紀にまた娘が増えた、よかった。さて今回も気になるのは、自己愛性人格障害。私、本当に、こういう人、知ってます(しかも2人)。「自分が特別な存在でなければならず、そういう自分にしか興味が持てない。でもそれは、ありのままの自分ではないと薄々感じている。だからまず自分を欺くために、他人の悪口を言ったりして徹底的に卑下することで、己の優越感を満たす。うまくいかないことがあっても、自分は特別な人間にしか理解されないと思いこんで、相手を責めることで不満を浄化してしまう」「自分が批判されると過剰に反応するため、トラブルも招きやすい」「限りない成功、権力、美意識、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。自分が特別でユニークな存在であり、ほかの特別または地位の高い人や団体からしか理解されないと信じてる。また、自分が関係を持つのはそのような人もしくは団体に限るとも考えてる。過剰な賞賛を求め、特権意識を持ち、自分の期待に沿うような取り計らいが自動的になされることを期待する」「他人の気持ちおよび欲求には気づかないか、気づいていたとしても認めない」「失敗しても真摯に反省することがなく、敗北の痛みや辛さに気づきにくい」「周囲への優越感を手にいれるために、休む暇もなく努力しつづける。休息をとることはたちまち不安に変わるから、耐えられない」「つきあう相手の価値で自分の価値も高まったと感じる。だから出会う相手をいつも理想化しては、意にそぐわないとたちまち軽蔑するという行為を繰り返す。いつも相手が強い立場で、自分がその強い存在から愛され保護されるか弱い立場となることをまず望んで、それが果たされないと反撃して相手をやりこめて、自分の理想の相手はこの人ではなかったと自分を納得させるの。あなたにしろわたしにしろ、長所と短所の両方を持っている普通の人間なのよ」・・・美由紀はいないんだから、自分で気付かない限り、平穏は一生訪れませんよ。。

「千里眼」

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コメント

うーん。
私の周りにもいるかな。。。そういう傾向の人。
かわいそうなのかな。
それとも周りがかわいそうなんだろうか・・・とちょっと考えちゃう。
新シリーズにはいってより身近な内容になった気がしません?

投稿: yumiko | 2008年7月27日 (日) 01時00分

yumikoちゃんの周りにもいるのねーorz
かわいそう、、なのかな。そうかも。でも本人、
かわいそうがられてることに気付かないんだろうな。。
被害に遭わされてる周りの人間たちが、
どんなに傷つき、怒り、怨み、もしくは哀れんでいるか、
にも気付かない、気付こうとしないんだろうな。。

新シリーズ、確かに、身近な内容だね!面白い。

投稿: FUH | 2008年7月27日 (日) 11時44分

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