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2008年6月25日 (水)

「千里眼 トランス・オブ・ウォー」全2巻(松岡圭祐)

あらすじ:混乱の続くイラクでまたしても発生した日本人人質事件。4名の人質のPTSDを考慮した政府は、現地に臨床心理士・岬美由紀を派遣。武装勢力の衝突の渦中で取り残された美由紀は、銃口を前に「戦争は必ず止められる」と説くが・・・。

いや~、今回も面白かった。考えさせられたし、ためになったし、感動した。どうしてこんな壮大な話を、まるで本当に目の前で見て来たかのように鮮やかに書けるのか・・・。やっぱり松岡圭祐自身が千里眼だ。松岡ワールドの他の話との絡みもスゴイ。思いもかけないところで一ノ瀬恵梨香の名前が出て来たり、「千里眼の死角」の最初でディフェンダーシステムにやられたはずの男が現れたり、本当に驚くことばっかりだった。ハッサンが美由紀を表した「孤独は弱さではなく強さだ。失うものがないのだから、恐れを知らずいかなる困難にもひとりで飛びこんでいける」という言葉も、分かるなぁ。。

「トランスオブウォー」

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コメント

トランス・オブ・ウォーの理論に妙に納得できませんでした?
私はなるほど…大衆心理ってこういうものかなって思いました。
戦争を止めちゃうって美由紀はどこまでもスーパーヒロインですよね。

投稿: yumiko | 2008年6月26日 (木) 13時40分

FUHさん、こんにちは♪
岬美由紀の訓練生時代の話も興味深かったですね。
こうやって少しずつ色んな過去が解ってくるのも松岡ワールドに嵌まる要因かも。
戦争を人の心に訴えかけることによって収めようって発想がスゴイし、たとえお話のなかでもそれを可能にしちゃうとこがスゴイです。
私も影響されて新シリーズを読み始めてます。
やっぱ面白いです~(≧▽≦)

投稿: あばた | 2008年6月26日 (木) 20時34分

yumikoちゃん、「トランス・オブ・ウォー」、美由紀が解決法が見つからないまま演説していた時は、ああ~これではダメだ・・・と思った(実際ボコボコにされたしshock)しガッカリしただけに、ラストで自らの命をかけて解決も併せて実証してくれた瞬間は納得も納得、鳥肌モノだった!美由紀は本当にすごいよ。私も、役に立って死にたいなぁ。。

あばたさん、こんばんは☆ 訓練生時代の話も、とても興味深いですねー。最近毎回ちょっとずつ明らかにされていて、楽しみなんですよhappy02 戦争に限らず、本当に人はトランス状態に陥ることがある(見えるはずの物が見えなかったり、ありもしない物が見えたり)ものだなぁ・・・と気付きました。不思議な生き物ですね。理性と本能、上手に使い分けて生きたいなぁ。。

投稿: FUH | 2008年6月27日 (金) 00時47分

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