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2008年6月11日 (水)

「カウンセラー」(松岡圭祐)

あらすじ:家族四人惨殺。突然の惨劇が小学校の女性教諭・響野由佳里を襲う。その凶悪な犯行は13歳の少年の手によるものだった。法の壁で守られる重犯罪少年への憤りと憎悪を抑えきれない由佳里の心の中に宿った決意は・・・。

数日前に秋葉原で「誰でもよかった」殺人が起きたばかりというこの時に、この本を手に取ったのは偶然。でも改めて、不確かな動機による殺人に対する恐怖とやり場のない憤りという感情を覚えることになった。ネタバレになるが、登場人物の祖父母と孫2人は、自転車を自宅車庫の前に駐輪放置しようとした少年を祖父が注意したことで、逆ギレした少年のナイフで惨殺されることになった。それだけでも悔しすぎるのに、少年は13歳ということで無罪、、納得出来る方がおかしい。法が助けてくれないなら自らの手で復讐を、と考えた由佳里の気持ちはむしろ当然、、とは言うものの、それはまた法に背くことであり、、、結局何が正しい裁きなのか分からない。とりあえず、壊れていく由佳里を救ってくれた嵯峨に感謝する。

「カウンセラー」

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コメント

私の手元にもこの本いまあるよ。
見逃してたので、いまごろ読んでる。
ほんと、最近の事件を重ねて読んでしまう作品だわ。。。
前にも言ったけど、自殺をすすめるわけじゃないけれど生活に疲れたとかそういう勝手な理由なら、その莫大なエネルギーを自分だけに向けろ!
外に暴力的な形で向けるな!ってね。

投稿: yumiko | 2008年6月11日 (水) 23時36分

お、奇遇だね。考えさせられるタイミングで、考えさせられる話だよね。私自身ワリと正義感強い方だから、こういうシチュエーションだったらやっぱり注意すると思う。でもそれで殺されるなんて・・・悲しいかな、この世の中実際そういう可能性があるワケで・・・もうどう行動したらいいのか分からなくなるね。
そして同じく、作品の話じゃないけど、自分の人生がイヤになったからって他人を巻き込むのは絶対に許せないね。自殺を否定はしないけど、人に迷惑かけるのは、もう人とは認めない。

投稿: FUH | 2008年6月12日 (木) 09時49分

FUHさん、こんにちは♪
これはまだ読んでないです。
面白そうですね。
少年犯罪については難しい問題が山積みですね。
被害者は事故にあったと諦めるしかないのでしょうか。
今回の秋葉原の犯人も精神鑑定とかで裁判で揉めるのでしょうね。
こういう事件は悲しみの輪がドンドン広がってしまうのが辛いです(-ω-|||)≡

投稿: あばた | 2008年6月12日 (木) 20時44分

あばたさん、こんばんは☆ これはまだでしたか。是非、読んでみて下さい。考えさせられすぎて、疲れちゃうかもしれませんがsweat01
少年犯罪、精神鑑定、、本当に難しいところですね。加害者にも人権がある、と言葉で言うのは簡単ですが、被害者の気持ちを考えると納得いかないことが多いです。。

投稿: FUH | 2008年6月12日 (木) 23時16分

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