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2008年4月27日 (日)

「夜明けまで1マイル」(村山由佳)

あらすじ:憧れの先生と深い仲になってしまった大学生の僕。先生と生徒、おおっぴらにできないのは、それだけじゃない。マリコさんには夫がいるってこと。さらに問題は、僕はマリコさんに恋してるけど、彼女はどうなのかってこと。一方、バンド仲間で幼なじみのうさぎは、恋をしては泣きをみる恋愛下手。傷つくうさぎが僕には気になる・・・。

好きな人が出来るのは素晴らしいことのはずなのに、失うことを怖れるあまり弱い人間に、つまらない人間になっていく僕、、分かるだけに歯がゆいなぁ。。 「憎いとか、恨んでるとか、そういう攻撃的な感情はもうないの。ただ、何ていうか・・・赦せないの」というマリコさんの気持ちも、うさぎを受け入れられなかった直樹の気持ちも、それぞれに分かる。人はみんな弱くて、傷ついたり、傷つけたりしてしまう。悩んでも仕方ないことを悩んだりしてしまう。。 だからこそ最後の「この先出会うかどうかわかんない人のことをあれこれ考えるより、まずは、出会えた相手を大切にしなきゃと思うわけ。恋人とかに限らず、あたしに関わってくれる人みんな」といううさぎの言葉、いいなーと思った。当たり前に聞こえるけど、なかなか出来ない、出来てないと思いますよ?過去を、今を、大切に出来ない人間に、未来は無い。

「夜明けまで1マイル」

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