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2008年1月 4日 (金)

「青空の卵」(坂木司)

あらすじ:僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか・・・。

実はBOOKOFFの100円コーナーで買ったので、期待してなかったんだけど、、とても面白かった。本文中に「好きな探偵小説は御手洗潔シリーズ」とあるけど、本当にズバリ!この鳥井と坂木の関係は、御手洗と石岡を思い出させるところがあるわけで。。(御手洗の方がずっと尊大ではあるけどw) 坂木の鋭い洞察力による数々の事件の解決も面白かったし、鳥井と坂木の友情や成長もよかった。。 感動屋の坂木と一緒に、私も泣いちゃった(´~`;) 特に、最後の話「春の子供」にはヤラれた。「お前が幸せになるためには、心の中に棲んでるマリアとマリオがきちんと笑ってなきゃいけない。二人と暮らせば、幸せも不幸せも、本物が手に入るぞ。父親の覚悟とか、重圧なんて考えるな。要は、いかに心を満たすかどうかなんだよ。あんたには、満たすべき器ができてんだよ。それって、シアワセなことだぜ?器すら作れないで、寂しがってる奴も多いんだからさ」「心に自分以外の誰かが棲んでいる人は、孤独じゃない。たとえその人が、現実には目の前にいないとしてもだよ」って、すごく心に沁みた。大切にしたい人たちがいること、その人たちが笑っていること、そして誰も泣いてないこと、、そういう状況こそが本当の幸せかな。。 そして鳥井と坂木を、もっと見ていたい!と思ったので、さっき、続きの2冊を買いに行っちゃった、普通の書店へ!(←これは私的には最高の賛辞なのですよ。基本、中古でしか買いませんから( ̄▽ ̄;)

「青空の卵」

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