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2007年12月29日 (土)

「失われた物語を求めて~キッチン・テーブルの知恵」(レイチェル・ナオミ・リーメン)

オカンより借り読み。筆者は、医学博士であり、自らが闘病者でもある。なるほどな、、と思うことがいろいろあった。いくつか書き留めると、、

「愛は獲得するようなものではなく、たがいへの思いやりです。完全主義者には愛と是認のちがいがわかりません。すべての愛は無条件ではないでしょうか。そうでないものは、是認にすぎません」・・・どこがどうとは上手く言えないけれど、ハッとするところがあった。

「幸福でいたいから、自分の苦しみも、他の苦しみも無視することを決意したと語った患者さんがいます。でも苦しみにたいして感覚を麻痺させても、幸福にはなれません。なぜならわたしたちが苦しみを感じる部分は、喜びを感じる部分と同じなのですから」・・・これも、今の私にとってとても必要な言葉だった。そしてさらに、人生をジグソーパズルになぞらえて「人生はすべてのピースを与えてくれます。人生のある部分だけを受けいれ、気にくわない部分は拒否し無視するなら、それは人生のピースを一つずつ、関連のない物として見ているということです。でも、人生というパズルに必ずある暗いピース、悲しいピースは、苦痛であっても、ピースそのものを超えたより大きな何かの一部です」と。その通りだと思った。苦しいからと逃げていても、何も出来上がらない。逃げるのでなく、目を背けるのでなく、きちんと向き合って消化しなければ、何も変わらないのですよ。。

「自分はさびしく孤立していると感じる人びとは、他の人びととのつながりや共同体に属していると感じている人びとに比べて、あらゆる病気で早死する率が三倍から五倍も多い」ということが、たくさんの研究で明らかにされているそうです。納得・・・。「物語をすることは癒しになります」「物語に耳をかたむけることも癒してくれます」、、そうだと思う。私はもっと、独り言ではなくて、大切にしたい人たちとしっかり話をしなければいけないのだと思う。話しかけたら、向き合って下さいね。。

「失われた物語を求めて」

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